フリーエンジニアって休暇もらえるの?残業はどのくらい?稼働時間について知ろう!

フリーランス

フリーエンジニアが毎月どの程度休暇を頂いているか、残業しているかをご説明いたします。
そのために契約時の稼働時間が関係しますので、合わせてご説明します。

見てってやー

フリーエンジニアって休暇もらえるの?残業はどのくらい?稼働時間について知ろう!

①稼働時間
②営業日数
③稼働時間未達
④稼働時間超過
⑤休暇
⑥実際の稼働時間

①稼働時間

簡単に説明すると、稼働時間とは「毎月この時間以上は仕事をしてくださいね。」
また、「この時間を超える仕事をすると残業代を払います。」といった契約時間になります。

エージェント会社から案件を紹介された際に、単価だけではなく、稼働時間の下限と上限というものが提示されます。ここがとても大事です。
この稼働時間は基本的には下限160時間-上限180時間となっています。
1か月を20日として1日8時間で160時間ですね。
ただし、常駐先の会社によっては1日の労働時間が7時間30分の会社もあります。そういった会社の案件の場合、下限が150時間になったり、140時間になることもあります。

契約内容の確認するポイントの一つになるわけです。

②営業日数

稼働時間はわかったんやけど、5月とかGWがあって営業日少ない月もあるやん。

実は営業日が多かろうが少なかろうが、稼働時間に変更はありません。
毎月決められた稼働時間を働く必要があります。

2月は営業日が少なかったり、6月は逆に営業日が多かったりします。
営業日が少なかったら、もう確実に残業しないといけないですね。
とはいいつつ、IT企業は残業なんて当たり前のようにしています。。

③稼働時間未達

まじかー。営業日が18日だったりで稼働時間に到達しやんかったらどうなんの?

そうですよね。営業日が少ない、病気やケガで休んでしまって、160時間に満たないこともあると思います。そういった場合は、実労働時間が下限時間に何時間足りなかったかによって、時給分ずつ収入が減ります。
時給?そんな契約ないけど??と思う方もいらっしゃると思いますが、
時給の計算方法は、単価 ÷ 下限時間です。
 例) 単価50万、下限時間160時間、実労働時間155時間の場合
  500,000 ÷ 160 = 3,125(時給)
  3,125 × (160 - 155) = 15,625(未達時間分の収入)
15,625円が月の収入から引かれてしまいます。。

④稼働時間超過

てことは超過した場合はその時給分増えるんやな。

勘のいい皆さんならお分かりかと思いますが、上限時間を超過した場合、時給分が増えます!
ただし、下限に満たなかった場合と違って、単価 ÷ 上限時間になります。
 例) 単価50万、上限時間180時間、実労働時間185時間の場合
  500,000 ÷ 180 = 2,777(時給)
  2,777 × (185 - 180) = 13,885(超過時間分の収入)
13,885円が残業代として追加されます。

理解はできるんやけど、なんかずるいな。。

減るときは3125円やのに、増えるときは2777円やもんな。

下限も上限も少ない時間ほどフリーエンジニアにとってはお得ということが分かったと思います。
ちなみに下限と上限の間だと、収入は変わりませんので、月に160時間労働でも、180時間労働でも月の収入は同じです。。
20時間がみなし残業みたいたなものですね。

20時間はみなし残業か。まあ正社員時代に180時間働いても同じ給料はもらえへんから、それやったらフリーランスのほうがええか。

⑤休暇

休暇の取り方もわかったで。下限時間さえ満たせばあとは休めるんやな。

休暇については、極端な話になりますが、下限さえ満たして休んでしまってもOKです。
これがフリーランスでも休暇をとれる理由です。
毎月の実労働時間によって休暇日数が変わります。今月は忙しくて180時間超えると思ったら、休んでもよし、もっと働いて残業代をもらうもよしです。

フリーエンジニアとしては、下限時間ギリギリで抑えたい!と思うはずです。
契約的には何も問題はありません。ただし、業務が溜まっているのに休んだり、毎月下限ピッタリだとさすがに印象は良くないです。
きっちりと仕事をこなした上で休むなら何も言ってこないと思います。ここら辺は信用のお話にもなってくるので、難しいところです。

逆に雇ってる側は上限いっぱいまで働かそうとしてこやんのか。

180時間に足りていなかったら土日も働いて!と会社に言われるかですが、これはほぼないと思って大丈夫です。一度だけ聞いたことがありますが。今時珍しいと思います。
もし自分がそんなところにあたってしまったら、3ヶ月は契約なので働かないといけないですが、更新せず、さっさと別の案件を探しましょう。
フリーランスなので、他にいくらでも案件があります。それなのにそんなことを言ってくる会社なんて誰も働かなくなります。。きっぱりと契約を終了しましょう。

ちなみに月単位での労働時間になりますので、今月分の実労働時間を10時間だけ来月に移動させるというようなことはできません。翌月が始まれば0時間から計算されます。
また、有給と違ってまとめて2週間休むといったことはできなくはないですが、休むと収入が減ることになります。

⑥実際の稼働時間

実際どれくらい働いてどれくらい休んでる?

今年度(2022年)の実労働時間、休暇日数は以下です。

営業日が多い月はそれだけ多く休むことができます。
残業もしているので、17日くらい働けば160時間は超えます。営業日は少ない月でも18日なので、何もなければ160時間を超えない!なんてことは起こりません。

自由に働けて安定している!

先ほどの表に記載しましたが、休みもしっかりと頂いています。
表にはありませんが、この他にも午前休だったり時差出社していたりと割と自由に働かせてもらっています。稼働時間の下限と上限が低い案件を狙うのもいいかもしれません。
下限が140時間の案件はとても魅力的です。まとまって4日くらいなら休むことも可能ですね。
フリーランスになって4年ほどですが、これまで上限時間を超えることはあっても、下限時間を満たさなくて引かれたことはありません。

まとめ

いかがだったでしょうか。それほど時間に捕らわれることなく過ごせています。
みなし残業については確かに多いですが、正社員でみなし残業分を残業代が出ていたとしても、なかなか届くことのない金額を得られていることがわかると思います。
休みも予定さえしておけば計画的に残業することで、なんとでもできます。

フリーランスエンジニアの魅力が少しでも伝わればと思います!

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